様々なテクニックを融合させたソフトな施術法

 

私の施術院である、かなえカイロプラクティックで日常的に用いられているテクニックを少し公開いたしましょう。

先ずは、古典的テクニック「ガンステッドテクニック」

カイロプラクティックと言うと皆さんが思い浮かべる、瞬間的に関節を動かしボキボキとやるやつです。
正直、今はほとんど使わなくなってきました。

理由は、高齢者に施術する場合のリスク。ガンステッドテクニックは、ほとんどの場合安全で即効性のある優れたテクニックですが、骨の脆くなってしまった高齢の特に女性には不向きです。逆に考えれば、骨格のしっかりした若い男性には、とても有効な方法と言えるでしょう。それとガンステッドテクニックと同等以上に効果があり、しかも安全性が高いテクニックが次々と開発されて来たからです。

次にご紹介するのが、やはりこれも古典的なテクニックですが、とても有名なテクニックです。
「トムソンテクニック」
アメリカのトムソン先生が開発したテクニックで、特殊なドロップテーブル(ベットの台が頸部、胸部、腰部、骨盤部にセパレートされ、それぞれの部位が1センチほど持ち上がり、術者が上から瞬間的に圧をかけるとドロップするベット)「トムソンベット」を用いる施術法です。
ドロップする刺激を関節に与え、反射的に関節包を緩めていく安全なテクニックです。
トムソンベットを使うこのテクニックは、私の治療院でも開業当時から用いられています。もちろん今でもよく使うテクニックの一つです。

次回は、もっとソフトな施術についてご紹介したいと思います。